いまから話すのは、競技麻雀を作る、とは関係ない話だ。
というのも、半荘・試合終了後の点棒の清算である。
現実の麻雀は実に遺憾ながらGの受け渡しが行われることが多い。
私はGの受け渡しについては三店方式のような事実上の合法化がなければ処分されて然るべきと考えている。
しばしば、Gの受け渡しの簡略化目的で、清算時に100点単位の点棒を丸めることが多い。
そのさい、どんな丸め方をしても誤差が出る。その誤差はトップが負う。
しかし、トップからすれば、トップが誤差の+を得て勝利が増えるならともかく、
謎の誤差で勝利を減らされるなど我慢ならないだろう。
逆に誤差の+はラスの-を救済するような計算もあるらしいが、
なんにせよ、トップという勝者に不確定要素で泥を塗るのはあまりよろしくないと、私は感じる。
そのため、
トップが絶対に(1000点分以上の)損しない丸め方を考案した。
それは簡単。
ヨンマなら、七捨八入すればいい。切り捨てられた誤差はすべてトップ賞に追加される。
数学的証明は省く。読者諸君なら一瞬で出来るだろう。
ヒントは、各プレイヤーの持つ点数の百の位の合計は0か、10か、20か、最大で30になるということだ。
これで、理不尽な清算ポイント削減がなくなる。まぁ百点棒が全員700-700-700-900(900が一位)とかに均等に分布して一位が丸もうけ、ということはありうるが。
サンマなら六捨七入、ニマ(?)なら五捨六入、ゴマからキュウマは八捨九入、ジュウマだと切り捨てが妥当となる。
必ず「ポイントを増やす」ことで対応できて、「ポイントを減らす」ことでの端数調整をなくした
清算時の百の位丸め法。
新章は競技的なので使わないが、
これがThe Asuka's rounding。あすか式丸め、七捨八入法である。
フォン・ノイマン丸めと並んじゃったよぉ//(自意識過剰だし関係ないしいろいろ勘違いしてる)
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